COLUMN

バイリンガル子育て 学習編

2021/09/29  2021/09/29      

長女が5歳くらいになるまでは英語を教えるということはしてこなかったため、聞いて話すことができても、読み書きが全くできない状態でした。また、この頃から同年代のネイティブの子供たちとの英語力に差が徐々に出始めたと感じ、英語の学習を始めるようになりました。この際に、二つ目の目標「アカデミックな英語に慣れておく」をベースに考え、現地小学生用のワークブックを取り入れました。1年生・2年生の時はBrain Questを使いましたが、現在3年生ではScholasticを使っており、一日30分程度と短いですが毎日少しづつ進めています。日本でも3年生から理科や社会が加わりますが、使っているワークブックもGrade 3から科目が増え、内容が日本の学校での学習内容と似ている点も多く、面白いなと思います。おうち英語学習を検討中の方々の参考として、どんなことをしているか例をご紹介します。

Scholastic 3rd Grade Workbook

両生類は冷血である点や、カエルは両生類で成長過程の体の変化についてなど、日本の義務教育でも理科の時間に似た内容を同じ年齢で学習しますよね。このページでは、Amphibian(両生類)& Herpetologist(爬虫類学者)が普段使うことのないbig wordsになりますが、一回読んで覚えることはできないので、同じ内容を最低2~3回は読むようにしています。それでも忘れるんですけどね~。日本の宿題でも教科書の音読が毎日あり、一週間同じ内容を毎日読んでいることがあります。しかしこれが大事だと思います。一回目の音読は拙いですが、二回目、三回目と徐々に、流れも良くなり、区切る場所もつかめてきます。

Day 1

一度母が読み聞かせて、分からなかった言葉を簡単に言い換える。Amphibians (両生類)はどんな動物が含まれるのかインターネットで画像例を見せて一緒に観察する。ワークブックに書いてある内容と外見を照らし合わせて話しを広げる。
「See, their skins look moist and shiny.」「Did you know frogs are not frogs when they are baby? 」「Let’s see their metamorphosis 」「Do you know any difference between frogs and toads?」など。
あとは気が向いた時だけですが、両生類について子供用に解説している映像を見る。そうすると、その他の関連単語も広げられます^^


Day 2

子供に読んでもらう。昨日分からなかった言葉を説明してもらう。書いてある内容について質問してみる。
「How many species of frogs are there?」「What do herpetologists do? What’s their job?」「Do you think humans have been here on Earth longer than frogs?」


Day 3

子供に読んでもらう。ワークブックの Comprehension questions を解かせる。→ 答え確認


Day 4

高確率でスペルを間違えるので、間違えた単語のスペルを練習 → 次の内容に移る。

このような具合に、1つの内容に4日はかかるので全然進みません!ワークブックが終わらず毎年進級前の春休みに焦り出します(苦笑)実際は science、social science、 リーディング には数日かけますが、その他の文法、ライティング、地図には時間をかけませんし、算数は日本語でやるのとあまり変わらないので、全く手を付けません。

また、母親が相手だと甘えたり怒り出すことも多いですし、母親以外の人間と英語で話すことも必要なので、英語学習に関しては週に2回オンラインレッスンも受けています。オンラインレッスンについては機会があれば改めて投稿します。

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