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リモートワークとフリーアドレス

新型コロナウイルスによる社会環境の変化に合わせて、当社でもリモートワークの推進に3月末くらいから取り組んできました。

その結果として出社するスタッフの数が減り、出社頻度がランダムになりました。デスクをあるもののそこにはスタッフがいない、ということが増えてきて、デスクのレイアウトを大きく変更して、さらにフリーアドレスを一部導入することにしました。それが7月。

以前から在宅勤務のスタッフもいましたし、チャットツール(Slack)は3年以上使ってきているので、リモートに移行しやすい環境はすでにありましたが、変化が必要な点も多くありました。

当社の事例が参考になるかどうかはわかりませんが、今後もますますこういった働き方は増えていくと思われます。少しでも参考になることがあれば、嬉しいです。

リモートワークの推進とフリーアドレスの導入に際して当社では次のことを実施しました。


<リモートワークの推進>

・コンピュータをすべてノートPCに変更
デスクトップ型を使っているスタッフもいましたが、すべてノートパソコンに変更し、自宅でも同じコンピュータ環境で仕事ができるようにしました。


・ディスプレイの支給
同様に会社と同じ環境で作業をできるように、ディスプレイを自宅作業用に支給しました。当社ではノートPC+ディスプレイ2台で仕事をするスタッフが多いので、能率を落とさないためにディスプレイはとても重要です。

・社内サーバーに社外からでもアクセスできるようにした
データを保管している社内サーバーに社外からもアクセスできるようにし、社内にいるときと同じ環境を目指しました。

・タイムカードをデジタルに
紙のダイムカードには打刻できなくなりますので、デジタル方式に変更せざるを得ません。


<フリーアドレスの導入>

・各デスクで同じコンピュータ環境を作る
各デスクにあるUSBに差せば、デュアルディスプレイになるように配線を施しました。


・オフィスの簡素化
不要なものを徹底的に処分して、できるだけものを少なくしました。どこにでも座りやすいようにデスクのレイアウトを規則正しい配置にしました。

・Wi-Fiの設置
実はこれまでLANケーブルに繋いで仕事をしていたのですが、今回を機にWi-Fiルーターを設置しました。

・ひとりにひとつデスクワゴン
ロッカー代わりにスタッフひとりにひとつの専用デスクワゴンを支給し、荷物はそこに片づけるようにしました。

取組みを開始して、3か月ほどがたちますが、セキュリティの問題、労務管理を刷新する必要性やコミュニケーションの不足が課題として挙がってきています。

フリーアドレスとはいえ、経理は必要な書類が多いので定位置として、全員に導入するのは非効率なので、一部のスタッフに対してフリーアドレスを導入している状況です。

まだまだベストな仕事環境とは言えませんが、改善を重ねていくことで、例えば数週間海外で暮らしながら昼間は仕事をする、というようなスタイル(ワーケーション)も可能になってくるのではないか、とワクワクしています。

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