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暑い夏、ファミレスにて

こんちわっす。営業の宝島(ほうしま)です。

どうぞよろしくお願いいたします。

子どもが小さいので家族で外食する時の選択肢は非常に少なく、しぶしぶファミリーレストランに付き合わされる事が多いです。子どもというのはファミレスが大好きです。ファミレスが好きというよりも、ドリンクバーが好きなのだと思います。

たいていのドリンクバーの機械は、濃縮された原液と一緒にそれを薄めるための水らしき液体が別々に出てきます。体に悪い液体を飲まされている気分になるので、機械の内部で混ぜ合わせてから出して欲しいと思っているのは、僕だけではないでしょう。頭隠して尻隠さず。意図せず実家のおばあちゃんのオッパイを見てしまったような残念な気持ちになるものの、安価で飲み放題のドリンクバーには文句は言えないので、こちらは口に出さずに僕の心の中に留めておきます(しっかりここで書いてるけどね!)。まあ、それは機械のやることなので妥協するとして、提供された料理にクレームを言うべきか言わざるべきか迷う出来事がありました。事件は、唐揚げを注文した後に起こりました。オーダー直後に秒速で唐揚げが運ばれてきたのは嬉しかったのですが、しっかり冷めた状態で提供されてきたのです。ここで一句。

暑い夏
ファミレスで
注文直後に出てくる
冷めた飯 (字余り)

(解説)本来温かい料理が提供されるべき揚げ物がオーダー直後に冷めた状態でやってくるという無情な現代社会を嘆いた俳句です。

チェーン店のファミレスの料理がセントラルキッチンで半調理もしくはほとんど調理され、後は店舗で温めるだけというシステムがもう常識となったこのご時世でもあるためか、不思議と怒りは込み上げてきませんでした。マックのポテトが揚げたてだと嬉しいが、冷めて提供されても特に問題としないのと同じ心理状態だと思います。

この料理は、温め時間をだいぶ間違えたのか、それともシェフが前の客が同じ料理をオーダーした時に数を間違えて作ってしまい、それが厨房にずっと放置されていたものなのか。いずれにしてもシャーベット状でとても冷たいわけではなく、ちょうどいい加減に冷めた感じ。クレームを言うほどではないかもしれない。だが、店の今後の商売繁盛の為にもここは心を鬼にして、一言物申すべきか、申さざるべきか。冷めた料理と知らずに爽やかな笑顔で運んでくる店員さん。ドリンクバーを得意気に満面の笑みでアホみたいに何回もおかわりする我が娘たち。僕はすんでのところで周りの人の笑顔に助けられ、正気を取り戻しました。危うく、クレーマーになるところでした。もう少しで、独り善がりな正義感を振りかざしてSNSで拡散するような心無いモンスタークレーマーに成り下がるところでした(しっかりここで書いてるけどね!)。

みんなが笑顔だったらいいじゃないか、僕も一緒に笑っていよう。

(教訓)あなたが笑顔だとみんなも笑顔

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