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老後は不安よな。宝島 泳ぎます

最近、暑い日が続いているのでひたすら泳いでいます。

※ 宝島(ほうしま)というのは、私の名前です。ですので、今回のブログは宝の島に行ったという冒険のお話ではありません。

プールやジムに行くと、高齢者の方がとても多いです。

定年してから暇を持て余しているのか、医者に運動を奨められてやってきたのかわかりませんが、実感としては4人に3人はシルバー世代です。

今やスポーツクラブが高齢者産業になりつつあるのもうなずけます。

泳げない人もプールにウォーキングにやってきます。

健康の為やダイエットの為に頑張っている人が多いかもしれません。ゆったり歩いている人が多いので、僕はいつも心の中で「落合のオフシーズンの自主トレかっ」と思っています。

余談ですが、廻る寿し屋でも「今日は何でも食っていいぞ」と石油王の様に子供達に言えるような一皿100円均一のお店もあれば、高級食材を使用して廻らない寿し屋にも負けないような本格的な店もあります。(夫婦ゲンカした時は、私抜きで嫁が子供を連れてこういう店に行くことが度々あります。)

廻る寿し屋にも色々とレベルがあるように、泳げる人の中でも色々とレベルがあります。(何で寿し屋で例えた?)

どこのプールにでも1人はいますが、クロールで何往復もひたすら泳ぐおっさんがいます。また、最初から溺れているのではないかという感じで沈んでいきそうですが、ゆっくりゆっくり何百メートルも泳ぐおじいちゃんがいます。クロールの語源は英語のCrawl(這う)なので、元々はクロールはこういう泳ぎ方だったのではないかとクロールが発明された100年ほど前の当時に思いを馳せます。

日本語でもクロールを「自由形」というように、英語では「Freestyle」と言います。クロールといってもネイティブには一般的には通じないようです。

本来は、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライで規定されている以外の自由な泳ぎ方を指すので、将来クロールよりも速く泳げる泳法が生まれるとその泳ぎ方が自由形になるかもしれません。

私はと言えば、腕前はミドルクラスでしょうか。「人の振り見て我が振り直せ」というのが、プールでは言い得て妙です。上手な人のフォームを参考にして真似してみたり、下手な人のまずい点は自分でもそうならないように気を付けて泳いでいるうちにだんだん上手になってきたと思います。

昨日できなかった事が今日できる。そういう喜びを身をもって実感できる所がスポーツの良い点でもあります。年を取ってくると自分の価値観や行動をとかく固定化しがちですが、動けるうちからアクティブに運動できる筋肉や習慣を身つけることが、老後においても心も身体も若く保つ秘訣ではないかと思う今日この頃です。

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