複数のPSDを一気に1つのPDFにする。
PSDデータはフォトショップを持っていないと開けません。
よって、ソフトを持ってなくても確認できたり、
テキストを抜き出したりするためにPDFに変換したいのですが、
複数のPSDデータがある場合、
ひとつひとつ開いてPDFにしていくのはとても面倒な作業です。
そんな時、複数のPSDデータをまとめて一気にPDFにする方法です。
簡単です〜。
(画面はPhotoshop CC2019)
→ フォトショップ上部メニューから、
→ ファイル → 自動処理 → PDFスライドショー
→ 参照から、PSDを(複数)選択
→ 複数ページドキュメントになっていることを確認し、保存。
あとは通常のPDF作成の画面と一緒。
あれ、でも軽くしようと(縮小ファイルサイズ)で書き出すと、
テキストがコピーできません!
今回はフォントが出ていない状態で書き出したので、
画像化されているようでした。
うーん、では(圧縮率が低いもの〜PDF/X-1a)で
書き出してみる…おっ、コピーできました!
しかし、またまたコピーできないと連絡が…。
よくよく聞いてみると、
フリーのPDF閲覧ソフトで開いているようでした。
PDF(Portable Document Format)はAdobeの規格でもあるし、
自分が今作業していたAcrobatでは、テキストを認識しているので、
最新のAcrobatReaderならきっと大丈夫なはず!と思い、
さっそく変えて開いてもらったところ、
テキストがコピーできるようになりました!
(↓最新のAdobe Acrobat Reader DCダウンロード)
https://get.adobe.com/jp/reader/
多少色々ありましたが、
テキストも何とかコピーできるようになりましたし、
高画質での書き出しの時間もさほどかかりません。
ぜひ、覚えておくと便利です。
[担当領域]
・WEBやDTP等の外国語ローカライズ作業
・外国語媒体制作の企画/デザイン/ディレクション/進捗管理
[自分の仕事について]
美術大学、WEBマーケティング会社を経て、現在エクスプレッションズに勤務しています。
元になるWEBやDTP等のデータに翻訳文章を入れ込む、ローカライズ作業を中心にしています。
一般的に日本語から翻訳すると、文字量は英語やフランス語などでは長くなり、逆に中国語では極端に少なくなります。データにテキストを入れ込んだことにより、各言語で統一感やデザインが崩れないよう、また、翻訳の意図から外れないよう、スタッフやお客様と確認しながら作業を進めます。
DTPやWEB等作成のためのOSやソフト、各言語フォントのバージョンは、日々アップデートがされます。お客様からデータをお預かりする場合は、納品したときにお客様の環境で問題なく開けるように、データの互換性などに特に気を付けて作業しています。言語ごとへの配慮やデータの調整は苦労する点ではありますが、その言語の特徴に触れられたり、作業のスキルアップができたり、何よりお客様と世界のユーザーがつながる最終的な形になるものなので、面白い点でもあります。
ローカライズ作業以外に、ゼロからツールや仕組みの企画/デザイン作成もしています。お客様やネイティブスタッフと相談しながら、世界の顧客獲得やユーザビリティ向上のためのツール造りをできたら嬉しく思います。お客様と世界をつなぐ媒体を、より気軽により高品質にお届けできるよう、日々努力していきたいと思います。
(2008年5月入社)