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工場直送のフライパンの話

コロナ禍で外食する機会はめっきり減っている昨今ですが、みなさんのお家ではどんな調理器具を使っているでしょうか。

全般的に薄めの鍋を英語だとpanと言います。私たちが普段使っている「フライパン」という言葉はてっきり和製英語だと思っていましたが、調べてみると英語ではfrying panと表記するのでほぼ英語のままです。frying は油で揚げるとか炒めるという意味なので、そういう用途で使えるpanという意味だと思います。flying pan(空飛ぶパン)と間違える人はいないと思いますが、夫婦喧嘩をした時などはフライパンが飛んで来る可能性は捨てきれないので、別の意味で気を付けてください。すみません、アメリカンジョークのようなオチになってしまいました。ちなみに、深めの鍋はsauce panとかpotになります。

私が独身の頃から長年愛用しているのが中華鍋です。辞書を調べてみるとChinese wokとかround-bottomed panとの記載がありました。私の持っているのは片手持ち型の北京鍋なので、Beijing wokというらしいです。中華鍋は鉄製なので、火の通りがとっても速くて野菜炒めなどに重宝しています。カレーライスを作る時にひと手間かけてジャガイモをしっかり炒めてからカレーの鍋に入れるとホクホクになって美味しいので超絶オススメです。底が深いので簡単な揚げ物も可能です。丸い形をしているので衛星放送の受信にもチャレンジしたいと思っています。すみません、冗談です。ちなみに、両手持ちの場合は、広東鍋なのでGuangdong wokというらしいです。

中華鍋は非常にユーティリティーが高いのですが、鉄製で重いので女性や子供だと片手で振れない点が家族からは不評です。従って我が家にも普段使いのフライパンというものが存在します。こちらの方が中華鍋よりも台所の主役だと言えます。

ある日、フライパンの通信販売のチラシが家に届きました。少々怪しげな感じもしたのですが、義母が以前から使っていて妻に薦めていたメーカーだったので、品質は確かなようです。チラシには、フライパンの外側が無難な薄黄色やオレンジ色の他に、ピンク、ライムグリーン、スカイブルーなど10色ほど色違いのフライパン画像が載っていました。これだけでも少し唖然としてしまうのですが、もっと驚かされたのが「工場から直送します!どの色が届くかはお楽しみ♪」と音符入りでキャッチコピーが添えられていた事です。私はヤクルトスワローズが好きなので、もしスワローズのユニフォームのようなライムグリーンが届いたら楽しそうですね。いやいや、お楽しみじゃなくてむしろ怖いよと。工場から直送するから色は選べないとは、どういう理由づけかと。色が選べないのなら10色も作らずに1色だけでも良かったんじゃないかと。後日、我が家に送られてきたのは、無難な薄黄色でした。広告には少々びっくりしましたが、フライパンの品質はとても良かったです。