複数ページPDFを、イラレで一気に開く
PDFの編集作業をイラストレータでしたい場合、
→イラレでPDFを開く
→1Pしか開けない
→上書き保存で、元の複数PDFが編集された状態で保存される。
(ちなみに別名で保存だと、1枚ずつの保存になる)
これだと1回1回イラレを閉じてPDFを開いて編集して、
確認するにもページをおくるので見にくいんですよね…
PDFの各ページを、複数アートボードで、
編集可能状態で開いてくれれば、
便利なのに〜と思っていた人も多いはず。
実はなんと、v22.1(CC2018)から
それが可能になっていたようです!
さっそく、開いてみます!
↓↓↓↓↓
(1) 3PのこのようなPDFを開きます。
(2) 開こうとすると、(ページを選択)に、
今までなかった(すべて)がありますね!
→(すべて)を選択します。
→デフォルトでは(最適な….PDFページをリンクとして読み込み)に
チェックが入っているので、チェックを外します。
(チェック入りだと、リンクで配置してくれますが編集できません)
(3) PDFの各ページを、複数アートボードの
編集可能状態で開いてくれました!
このアートボードの状態なら、
保存すれば元の複数PDFになりますねえ〜。
編集作業も簡単にできるようになりました!
Word、Excel、PowerPointなども、PDFに変換してしまえば、
イラレで(に慣れている者としては)、効率の良い作業ができますね!
ああ便利です(感激〜涙)!!!
知らなかった方はぜひ試してみてくださいね!
担当領域
・WEBやDTP等の外国語ローカライズ作業
・外国語媒体制作の企画/デザイン/ディレクション/進捗管理
自分の仕事について
美術大学、WEBマーケティング会社を経て、現在エクスプレッションズに勤務しています。
元になるWEBやDTP等のデータに翻訳文章を入れ込む、ローカライズ作業を中心にしています。
一般的に日本語から翻訳すると、文字量は英語やフランス語などでは長くなり、逆に中国語では極端に少なくなります。データにテキストを入れ込んだことにより、各言語で統一感やデザインが崩れないよう、また、翻訳の意図から外れないよう、スタッフやお客様と確認しながら作業を進めます。
DTPやWEB等作成のためのOSやソフト、各言語フォントのバージョンは、日々アップデートがされます。お客様からデータをお預かりする場合は、納品したときにお客様の環境で問題なく開けるように、データの互換性などに特に気を付けて作業しています。言語ごとへの配慮やデータの調整は苦労する点ではありますが、その言語の特徴に触れられたり、作業のスキルアップができたり、何よりお客様と世界のユーザーがつながる最終的な形になるものなので、面白い点でもあります。
ローカライズ作業以外に、ゼロからツールや仕組みの企画/デザイン作成もしています。お客様やネイティブスタッフと相談しながら、世界の顧客獲得やユーザビリティ向上のためのツール造りをできたら嬉しく思います。お客様と世界をつなぐ媒体を、より気軽により高品質にお届けできるよう、日々努力していきたいと思います。
(2008年5月入社)