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奥能登国際芸術祭が石川県の北端にある珠洲市で開催中です。 会期は9月3日~10月22日までの50日間です。 http://oku-noto.jp/ 国際芸術祭といえば、日本国内であれば瀬戸内国際芸術祭が何といっても有名でしょう。 以前に旅行で直島や豊島、犬島といった瀬戸内の島々で展開されるアート作品群に魅了された経験がある自分としては、瀬戸内国際芸術祭の総合ディレクターである北川フラムさんが奥能登国際芸術祭でも総合ディレクターを務めるとあって、ずっと楽しみにしていました。 開催直後の先日、珠洲市に行ってきました。 Google Mapのリンク 数字がある場所に作品が設置されています。珠洲市全域でかなり広範に渡っているのがわかります。 金沢から向かうと30番のあたりが珠洲市の入り口になるため、30番の作品がある見附島から鑑賞をスタートしました。 あれ? えらくゴミが流れついてるなと思ったら、これが作品でした。 不思議な光景ですね~ アート作品について細かな説明は野暮だし、ぜひ現地で確かめてほしいので、説明は省略させてもらい、訪れた順番に画像を貼っておきますね。 気になったらぜひとも実際に珠洲市に行ってみてください!   一見すると意味不明な印象を受けるかもしれませんが、現地で体感すると印象がガラリと変わるはずです。 実際に現地まで行くことの価値がありますね。 1日で全部を見て回ろう!と意気込んでましたが、半分ほどしか回れませんでした。近いうちに再訪して気になっている作品を全部見てこようと計画中です。 アート作品を見ながら珠洲市内を転々していると、自然と珠洲市への理解が深まって、アートを通じて珠洲市のことが好きになってくるんです。珠洲市には何度も行ったことがありましたが、知らないこと、知らない場所がたくさんありました。 これこそが芸術祭を開催する意義だと思うし、とても素晴らしいことですよね。作品の管理や説明を地元のボランティアの方々が中心になっていて、地元の強いバックアップの基に芸術祭が開催されていることも意義深いと感じました。 昔ながらの景観と豊かな自然が残る珠洲市は、オリジナルな場所だと思うので、芸術祭をきっかけに訪れてファンになる人が増えることを強く願います。 この芸術祭は今後も3年に1回の頻度で開催が決定しています。 アートを通じた地方の活性化が楽しみでなりません。