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  • 若手工芸作家のワークショップ

Overview

このワークショップは、金沢を拠点に活動する若手の工芸作家から直接学び、地域に根ざした伝統技術と現代感覚が融合した“ものづくりの世界”を体験できる特別なプログラムです。体験では、普段は作家の工房や限られた空間でしか見られない技や素材を、実際に自分の手で形にしながら、その背景にある物語や地域性を感じていただけます。

特に近年では、世界中の工芸ファンやクラフトマンといったニッチで感度の高い層が、この体験を求めてわざわざ金沢を訪れています。
単なる「観光体験」にとどまらず、ものづくりを通して作家と直接つながり、土地の文化を深く味わう時間は、参加者にとって大きな満足感と豊かな思い出になります。

こうした熱量の高いゲストとの交流によって、作家や地域側にとっても新たなファンコミュニティの創出やリピーター獲得につながっており、結果として、地域の工芸資源の持続的な活用と総幸福量の高い体験価値を生み出しています。

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蒔絵

漆を使って器物の表面に絵や模様を描き、その上に金や銀などの金属粉を「蒔いて(まいて)」装飾する、日本独自の高度な漆工芸技法。 ただの装飾技法ではなく、日本の美意識と職人の技が融合した芸術です。

友禅染め

着物等を染める際に使用する技法のひとつで、布の上に絵を描くように様々な彩色で表現する染色方法です。 友禅染の特徴として、色が混ざらないように糊を用いることです。描かれた模様の輪郭に合わせて、糸のような細い線で糊を置いていきます。 この糊のおかげで染料が滲んでしまうのを防ぐことができ、絵画のように美しく色鮮やかな模様を描く事が出来ます。

型染め

型紙を使って布に模様を染める日本の伝統的な染色技法。 型紙を通して防染(染まらないようにする)しながら、模様を作り出します。

木版捺染

木版を使って布に模様を染めつける伝統的な染色技法。 木の版木(はんぎ)に模様を彫り、染料をつけて布に押しつけます。 微妙なズレやかすれが味となり、手仕事ならではの温かみや個性が出るのが特徴です。

模様型染め

日本の伝統的な染色技法の一つで、型紙を使って布地に模様を染めつける方法。模様を彫った型紙を布の上に置き、その上から染料や防染糊を刷り込んで模様を表現します。